ミラクル・ワールド・ブッシュマンと所有の概念について
たまたま観てみたら面白かったので、コメディ映画「ミラクル・ワールド・ブッシュマン」を紹介。
ミラクル・ワールド・ブッシュマン(改題コイサンマン)
監督 ジャミー・ユイス
出演 ニカウ、カボ、サンドラ・プリンスロー
“南部アフリカのカラハリ砂漠上空で、自家用飛行機から一人の白人が空き瓶を投げ捨てた。
それを拾ったのは砂漠の住人ブッシュマン。
文明と隔絶された生活を送る彼らには所有の概念がなく、何でも分け合う。
ところが、空き瓶は一つしかないので争いの種になってしまい部族の危機に!
これは神様がくれた唯一の「悪いもの」だと思ったブッシュマン(サン人)のキコは地の果てに空き瓶を捨てに行く旅に出るのであった。”
キコ(ニカウさん)の目がとても澄んでいて笑顔が素敵です。
とってもおもしろかったと同時に、ブッシュマンには無いという所有の概念について考えさせられました。
総住宅数に占める割合が13・5%(平成25年総務省統計局より)と過去最高で増加の一途を辿る空き家率の一方、家が無く路上で暮らす人たちがいる。
日本では年間1000万トンが家庭から食品廃棄されている(NPO地球村より)一方、世界には飢えて亡くなる人がいる。
うーん・・所有というより、シェアしていけたら。
おまけ
森の消防士。
ボツナワ共和国では「サイは火を見ると急いでやってきて足で踏みつぶして火を消す習性がある。」との言い伝えがあるらしい。
消防士を自任してるなんて、サイ偉い!